はじめに
『グループ いわお畑』ってなに?
「グループ いわお畑」とは当農園を始めとした、地元農家によるグループで、
当農園が提唱する「いわお農法」の考え方を主軸に、農作物を栽培しているグループになります。
デコポン(不知火)をメインに野菜・果物を生産しております。
大分県中津市の土地から全国へ向けて、安全であることはもちろん、
他の農家とは一味違う美味しい野菜・果物を皆様にお届けしたいと思います。
いわお農法について
About IWO Farming Method『いわお農法』とは、先人たちの知恵に基づいた日本の環境に適した農法(日本古来農法)として、
いわお畑代表『岩尾文明』が提唱する農法のことを言います。
近年では、「減農薬」や「有機栽培」といった言葉を良く耳にするようになり安全な作物を生産するという面では、消費者にとっても生産者にとっても良い傾向が見られます。
しかしながら、ただ農薬を使わなければよいのか?というところに疑問を感じ、今一度古くからの日本の農業を振り返ったのがいわお農法を提唱するきっかけとなりました。
【日本古来農法の例】
近年ではハウス栽培が多く、季節感が薄れつつありますが、日本の環境は昔から変わ ることなく、乾季と雨季が存在しており、農作物には通年してそれぞれの栽培に適した季節があります。
それを実証しているのが、『麦踏み』です。
麦踏みとは、出てきた麦の芽を1~2月の寒い時期に踏んでいくことを言います。
さらに麦踏み後、前作の稲株を焼却した灰をその上に撒くことで、麦の生長を促すと同時に、地中の窒素を減少させ、春先にかけて発根を早めることに繋げています。
このように古くから環境に合わせた栽培方法で作物を生産してきました。
私たち生産者は食物の安全の為に「減農薬」や「有機栽培」を意識する前に、そもそもの栽培方法を見直し、その上で安全面については考えていく必要があります。
安全性を二の次にするという意味ではなく考え方の問題ですので、結果だけ見れば「減農薬」や「有機栽培」というところに行きつくのですが、いわお農法は、それぞれの作物の特性、日本ならではの環境を理解したうえでの栽培方法として、「減農薬」や「有機栽培」というところを考えて農作物を栽培しております。
代表:岩尾文明